
スペイン料理をベースにしたイノベーティブフュージョン。奈良の土風を料理に込めた、食べても、見ても、一皿のストーリーを聞くのも楽しいコースを楽しめます。
当時のお店での思い出
なかなか予約しにくくなったため、有給休暇を使ってランチをいただきました。いい天気の景色の中で料理を食べて、終わり頃に垣根の向こうで鹿が草を啄んでいる姿が見え、それを眺めながら煎茶とお茶菓子をいただく穏やかなランチになりました。
お一人様入店情報(2023現在)
- お一人様OK。
- 食べログでのネット予約は2名から。お一人様は電話で。
- バイクで行っても駐車場があるので大丈夫です。
メニュー(料理名および食材名は当時お店による表記を参照)
- ドリンク
- マルミタコ モダン
- 土にまみれた野菜 間引かれた人参
- ミルキーな豚 ナッティーなキャベツ
- 春の海とからし菜
- ペスカード アサード 若い豆としょうが
- 倭鴨のコンフィタード 地の完熟八朔
- 水面の月 すみれの海
- カフェと小菓子
スケッチ
■ドリンク
すみません。小都華じゃなくて古都華です。このイチゴのフレッシュジュースは一昨年も飲んだのですが、これが美味い!ベリー系のキツい甘味と香りが少々苦手なんですが、これはずっと印象に残るほど美味しかった。また出会えて嬉しい一杯なのです。
■マルミタコ モダン
焼き茄子の香ばしさと鰹の旨み、トマトの旨み、パプリカのアクセント、全てが合わさってとても美味しいアミューズです。独自解釈のマルミタコもアコルドゥらしくて素晴らしい。
■土にまみれた野菜 間引かれた人参
去年とは違った間引き人参の一皿。オリーブフレークの変わった食感が土らしさを演出。フレークの味が濃いめなのでお酒に合うかも。サワークリームのさっぱりさを足すのもいいですね。
■ ミルキーな豚 ナッティーなキャベツ
いわゆる豚冷しゃぶですが、豚肉の下味と胡桃とパプリカでただの冷しゃぶとは別物に。キャベツも煮てしんなりなったものではなく、野菜としてしっかりしつつも柔らかな食感が良いです。
■ペスカード アサード 若い豆としょうが
ヒラスズキのぶりんとした食感と旨みにえんどう豆ソースのまろやかさが合います。これもボイルした大豆と生姜ジュレと一緒に食べると味と食感が複雑になって味変が楽しめます。
■倭鴨のコンフィタード 地の完熟八朔
この倭鴨のコンフィが中までじっくり味が染み渡って、ほどよい塩味と甘味が、八朔の程よい酸味と甘さの果肉に合う!肉汁とヤマトタチバナのエキスもしっかりボリュームの肉をがっつがせます。
■水面の月 すみれの海
初めてアコルドゥに来た時にも出たデザート。シェフの心象風景から生み出されたスペシャリテで芸術的な一品。上品な甘味です。